ハーブのある暮らし、始めよう!〈ラベンダー〉

春は芽生えの季節。外を歩いていると、新芽のみずみずしいグリーンが目に入り、思わず気分もフレッシュに。それに、今の季節は植物を育てるのにもっとも適しています。あなたもお家でグリーンを育ててみませんか?
おすすめは、比較的育てやすくて、暮らしにも取り入れやすいハーブです。今回は、リラックスできる香りが特徴のラベンダーをご紹介します。

ラベンダー:甘く爽やかな香りとパープルの花が特徴

日本でも名前を広く知られているハーブの一つでもある、ラベンダー。春から初夏にかけて、まっすぐな茎の先端に稲穂のように小さな花を咲かせます。パープルやホワイトの花とリラックスを誘う香りが多くの人に愛されています。北海道富良野にある一面のラベンダー畑は、観光地としても有名ですよね。
ラベンダーは多くの品種群があり、花の美しさと香りがよいイングリッシュラベンダー、ウサギの耳のような見た目のフレンチラベンダーや、四季咲き性のデンタータラベンダーなど、さまざま。交雑種のラバンジン系のラベンダーは、暑さ・寒さに強く、プランターでも比較的育てやすく、ベランダ栽培におすすめです。

高温多湿に注意!ラベンダーの育て方

ラベンダーは日当たりと風通しのよい場所に置いて、育てます。ちなみに、比較的手に入りやすいイングリッシュラベンダーは、寒さに強い反面、高温多湿に弱く、夏に弱い傾向があるそう。水はけのよい土を選ぶのがよいでしょう。
水やりのタイミングは、朝、土が乾いていたらたっぷりと。葉がしんなりとしてきたら、水のあげ時です。花が咲いている間は水切れさせないようにご注意を。もし、梅雨時など、雨が続くときは軒下などへ移動させましょう。

ラベンダーの香りの活用法は?

古くからアロマテラピーに用いられてきたラベンダー。リラックス感や安眠に導くなど、さまざまな香りの効果があるようです。

もし、ベランダや庭で育てたラベンダーが大きく育ったら、ぜひ生活の中に取り入れてみましょう!
手軽なのは、ヒモで束ねたラベンダーを風通しのよい日陰に干してドライフラワーにすること。フレッシュな香りが部屋の中に漂います。
お次は、花のみをポプリやサシェに。クローゼットに入れたり、車の中や、靴箱に入れておくと、心地よい香りに癒されそう。
バスルームに使うのもおすすめ。花のみを刻んでお茶パックなどに入れ、お湯に揉みだしながら使います。

ラベンダーが特徴のナイトドリームティーの香り

ラベンダーの香りが活かされているのが、ダイアンボヌールの「ナイトドリームティーの香り」。ベルガモットとラベンダーが香るハーブティーをベースに調合した、心安らぐフレグランス。おやすみ前のリラックスタイムにぴったりです。