質の良い睡眠が美をつくる?

「睡眠」と「美容」はとても密接に関係していることをご存じですか?キレイを手に入れるためにも、ご機嫌な日々を過ごすためにも、良質な睡眠をとるためのアイデアをご紹介しましょう。

ぐっすり眠ること=最高の美容テク?

なぜぐっすり眠ることが重要なのか?その理由は、睡眠時に多く分泌される「成長ホルモン」にあります。この成長ホルモン、皮膚のハリ感を保ったり、脂肪を減らしたり、エイジングケア(年齢に応じたお手入れのこと)に欠かせないホルモンとも言われています。
そういえば、忙しくて睡眠不足な日々が続くと、肌が荒れる、目の下にクマなどができることはありませんか?それは、成長ホルモンが不足し、肌のターンオーバーが乱れたせい。成長ホルモンは、日中に受けた肌のダメージを修復し、新陳代謝を活性化する働きを持つ、ビューティーとヘルスに必要な存在なのです。
ちなみに、アラサー付近になると自然と成長ホルモンの分泌は減っていくそう…。だからこそ、ぐっすり眠ることで、成長ホルモンの分泌を高めることが美への近道とも言えるわけです。

すっと眠りにつくために…快眠のアイデア3

成長ホルモンが多く分泌されるのは、最も眠りの深いノンレム睡眠の、眠り始めの2-3時間。つまり、すっと眠りにつけることが大切。では、入眠直後に質の良い睡眠状態をつくるためのアイデアとは?

① 就寝前、カフェインや喫煙、飲酒は控えるべし

よく知られていることですが、カフェインは入眠を妨げたり、睡眠を浅くしたりする可能性があるため、眠る直前には避けたいもの。また、タバコに含まれるニコチンにも覚醒作用があるそう。アルコールは眠っている途中で覚醒しやすくなるため、睡眠の質を上げるためには、避けたほうが無難。せめてベッドに入る2時間前までに。

② ぐっすり眠るための環境を整えよう

心地よい眠りは、心地よい環境から。寝室の温度や湿度は快適な状態に調整を。もちろん、自分のカラダにあった枕や寝具を選びましょう。お部屋の照明は明るくしすぎず、落ち着ける環境に整えて。また、就寝前のスマホは控えめに。スマホ画面から出るブルーライトを見ることで脳が昼間だと勘違いしてしまうことも。睡眠を促すホルモンの「メラトニン」の分泌が抑制され、不眠につながる可能性があると考えられています。

③ アロマの力で深くリラックス

良質な睡眠のために、香りを上手に活用を!心地よい香りを嗅ぐと脳が眠るモードに入るそう。カラダも脳もリラックスした状態で眠りに就けば睡眠の質も向上するはず。
いろいろと考え事をして眠りにつきにくい…というタイプの人こそ、アロマの力を取り入れてみて!定番のラベンダーやネロリなどの香りがリラックスにつながるとされています。たとえば、ディフューザー、アロマキャンドルなど、ルームフレグランス系のアイテムを用いるのも良い手段。特に、ピローミストは枕にシュッと吹きかけるだけで、眠りの空間に良い香りが広がります。手軽にアロマを取り入れられておすすめです。